過去の学生の研究テーマ

博士論文(理学研究科・工学研究科)

●あらせ衛星データ解析による放射線帯の研究
●Study of the Conditions that Determine the Formation of Coronal Mass Ejections Using Models of the Coronal Magnetic Field(コロナ質量放出の発生条件に関する研究)(2020年度)
●機械学習を用いた微小フレアによるコロナ加熱に関する研究
● Study of the Characteristics of Magnetic Field in the Flaring Active Regions Based on the Nonlinear Force-Free Field Extrapolation and Magnetohydrodynamic Simulations (非線形フォースフリー磁場外挿法と電磁流体力学シミュレーションに基づいた、太陽フレアを引き起こす活動領域磁場の研究)(2018年度)
● Study of the radial transport of radiation belt electrons by interaction with ULF Pc5 waves based on model coupling simulations (内部磁気圏モデル結合シミュレーションに基づくPc5帯ULF波動との相互作用による放射線帯電子の動径輸送に関する研究)(2018年度)
● Magnetohydrodynamic Simulation Study on Fast Magnetic Reconnection (磁気リコネクションの高速化機構に関する電磁流体力学シミュレーション研究)(2018年度)
● Study of High-Energy Oxygen Increase in the Ring Current During Geomagnetic Storms (磁気嵐中リングカレントにおける高エネルギー酸素イオンの増加現象に関する研究)(2018年度)
● The Study of Martian Plasma Boundaries Based on Spacecraft Observations (探査機による観測に基づく火星プラズマ境界層の研究)(2017年度)
● 衛星観測に基づく太陽フレア発生過程の研究(2015年度)
● 探査機による直接観測に基づく太陽風変動と残留磁化が火星大気流出に果たす役割の研究(2013年度)
● 磁気嵐時のグローバルな電離圏電流の時間・空間発展に関する研究(2012年度)

修士論文(理学研究科・工学研究科)

2023年度:

● 磁気流体力学緩和現象としての太陽フレアに関する研究
● あらせ衛星とEISCATレーダーを用いた降下電子エネルギースペクトルの推定に関する研究
● FDTD時間領域有限差分法のクーラン条件の緩和および数値誤差の低減
● あらせ衛星イオン質量分析装置観測による地球磁気圏分子イオンの研究
● オメガバンドオーロラ電子のエネルギーに関する研究

2022年度:

● 電波撮像観測に基づく太陽フレアにおける高エネルギー電子の加速・伝播過程に関する研究
● ガンマ線天文衛星 Fermi の観測に基づく太陽フレア中の粒子加速領域の時間変化の研究
● 磁気圏プラズマ中の電気二重層の形成に関する計算機シミュレーション
● コードカップリングシミュレーションによるコーラス波動と脈動オーロラ発光の関係性の研究
● 表面磁束輸送モデル計算及び太陽風領域の磁場外挿法を用いた太陽サイクル25での太陽風速度の確率予測

2021年度:

● 太陽フレアの新たな予測パラメータの開発
● 太陽活動領域11283に関する データ駆動型MHDシミュレーション
● 惑星間 CMEの磁場変形に関するシミュレーション研究
● 多波長カメラ観測による脈動オーロラの降下電子エネルギー推定
● あらせ衛星のデータを用いたニューラルネットワークによる放射線帯変動予測モデルの開発
● 磁気要素追跡法を用いた太陽極域における表面速度の算出
● 機械学習及び太陽表面磁場シミュレーションを用いた太陽活動度予測システムの開発

2020年度:

●計算機実験にもとづくホイッスラーモード波動と電子の相互作用過程における非線形過程の研究
●機械学習および表面磁束輸送計算モデルを用いたダルトン極小期における太陽極域磁場の推定に関する研究
●太陽コロナにおける密度減少が引き起こす磁気リコネクションに関する数値シミュレーション研究

2019年度:

●機械学習を用いた小規模太陽フレアの統計解析および大規模太陽フレアの放射スペクトル予測
●線形フォースフリー場近似による太陽活動領域磁場のモデリング
●あらせ衛星の観測データを用いたリングカレントイオンの解析
●磁気圏グローバルMHD-テスト粒子シミュレーションに基づく放射線帯電子の惑星間空間への消失過程の研究
●表面磁束輸送モデル計算及びPFSS外挿法を用いたコロナホール分布の時間発展計算

2018年度:

● 太陽コロナにおけるフィラメント噴出と光球面磁場の関係に関する観測的研究
● 昼側磁気中性線付近で発生する異常抵抗の研究:二流体方程式のMMS衛星データへの適用
● 太陽黒点観測を用いた黒点出現位置に関する研究

2017年度:

● オーロラサブストームにおける磁気再結合に伴うプラズマ高速流の解析
● 太陽フレア活動と太陽光球面磁場との相関に関する統計解析
● コロナ質量放出を伴う太陽フレアを発生させる活動領域の条件について
● Hinode/XRTを用いた活動領域マイクロフレアの統計解析
● オーロラ爆発とPi2地磁気脈動とオーロラキロメートル放射によるサブストーム開始過程の解明
● 電磁流体力学(MHD)シミュレーションによる高速磁気リコネクションに関する研究
● 多波長観測による脈動オーロラの降下電子エネルギーに関する研究
● 磁気圏グローバルMHD-テスト粒子連成シミュレーションにもとづく放射線帯電子加速現象の研究
● サブストームと疑似サブストームに 伴う磁気圏尾部変動の比較研究: THEMIS衛星データの統計解析
● 磁気要素追跡手法を用いた太陽表面速度解析

2016年度:

● 電磁流体力学シミュレーションを利用した太陽風速度モデルの評価
● コロナ質量放出の形成過程における磁場構造の変動に関する3次元電磁流体力学シミュレーション研究
● 大規模画像データを用いた太陽コロナホールの生成・消滅過程の研究
● Geotail衛星のデータに基づく昼側磁気リコネクションの構造の解明
● プラズマ圏磁気音波の特性とそれを用いたイオン組成診断
● データ同化を用いたオーロラ活動指数変動の予測システムの開発
● 宇宙プラズマ中のレイリー・テイラー不安定性における非MHD効果の研究

2015年度:

● 太陽コロナにおけるダブルアーク型電流ループの安定性解析
● GEMSIS-RC及びRBシミュレーションに基づく放射線帯外帯電子と単色Pc5波動のドリフト共鳴の特徴に関する研究
● プラズモイドによる磁気リコネクションの高速化機構に関するシミュレーション研究
● 磁気嵐中の水素、酸素イオンの内部磁気圏への供給に関する比較研究
● EIS観測における迷光寄与の評価と太陽活動周期変動に伴う極域構造の変化
● 太陽風予測モデルの改善を目指した光球磁場の補填法とその評価
● Study on the Solar Flare Trigger Mechanism Based on the Data-driven 3D-Magnetohydrodynamic Simulations
● 磁気要素の自動追跡モジュールを用いた太陽黒点の崩壊過程の解析
● 脈動オーロラの内部変調構造に関する観測的研究

2014年度:

● 太陽フレアに伴う太陽表面 磁場の変化に関する数値的研究
● 衛星観測に基づいた太陽コロナにおけるフィラメント噴出の条件に関する統計的研究
● 白色光フレアの発生条件に関する統計的研究
● Geotailの観測に基づいたプラズマシート温度の朝-非対称についての統計解析と経験モデルの研究
● ケルビン-ヘルムホルツ不安定性の非線形発展における二次的不安定性の研究
● あけぼの衛星観測にもとづくプラズマ圏密度構造に関する統計解析

2013年度:

● 多流体MHDコードの開発に基づく火星電離圏におけるイオン種間衝突の役割の研究
● 太陽磁場の周期活動における南北半球非対称性の理論的研究
● 磁気嵐中におけるオーロラブレイクアップの統計解析
● 高磁気レイノルズ数領域における磁気リコネクションのシミュレーション研究
● Mars Global SurveyorとMars Expressの観測に基づいた火星上層大気への太陽風侵入についての研究
● ステレオ撮影によるオーロラの高度推定に関する研究

卒業論文(工学部)

2020年度:

あらせ衛星搭載飛行時間計測型イオン質量分析器を用いた地球磁気圏低エネルギーイオン組成の研究
機械学習を用いた太陽コロナ画像と太陽表面磁場画像の相互変換
オーロラ加速領域における電界構造の計算機シミュレーション
表面磁束輸送モデルを用いたサイクル25での太陽表面磁場の確率予測
sCMOSカメラデータ の 解析によるフリッカリングオーロラの輝度変調の性質の研究

2019年度:

●電磁界シミュレーション手法の高精度化に関する研究
●多波長オーロラ光学観測による脈動オーロラの降下電子エネルギー推定
●太陽サイクル24極小期の太陽表面速度
●機械学習を用いた太陽黒点数及び出現位置の予測
●あらせ衛星データを用いた波動粒子相関解析と誤差評価法の検討

2018年度:

● ダルトン極小期(1800年代)における黒点スケッチの画像解析
● 電子の散乱過程に対するホイッスラー波動の振幅依存性

2017年度:

● 磁気圏MHDシミュレーションとテスト粒子シミュレーションの連成計算にもとづく 磁気圏境界面によるヴァンアレン帯の粒子の消失過程の研究
● 太陽表面磁束輸送モデルによる黒点からの磁束輸送と極域磁場への影響
● 小規模太陽フレアの検出およびエネルギー導出に関する研究

2016年度:

● MMS衛星データに基づく磁気リコネクション過程の解明
● 太陽磁場観測によるActive Longitude(AL)の同定及びAL近傍における磁場の特徴に関する研究
● 低高度衛星の観測データに基づく内部磁気圏のプラズマ波動分布の推定
● 2次元全粒子シミュレーションによる垂直衝撃波の再形成に関する研究

2015年度:

● 太陽風動圧変化に伴う放射線帯電子の加速について
● THEMIS衛星データ解析に基づくサブストーム時の磁気圏尾部変動の研究
● 太陽磁場観測を用いた自転速度算出とその長期変動について
● ケルビン-ヘルムホルツ不安定性におけるジャイロ粘性効果の研究

2014年度:

● 自動検出モジュールを用いた太陽コロナホールの生成・消滅過程の研究
● 衛星観測データに基づく磁気中性線付近の構造の解明
● Van Allen Probes衛星を用いた磁気音波波動の統計解析
● 太陽風データを入力としたオーロラ活動指数の予測
● レイリー・テイラー不安定性のブラソフシミュレーション

2013年度:

● 太陽黒点崩壊解析のための磁場の追跡モジュールの開発
● Geotail衛星データを用いた磁気中性線付近の構造の解明
● 放射線帯高エネルギー電子消失に対するコーラスの振幅変調効果の研究
● 2次元ブラソフシミュレーションによる磁気リコネクションにおける拡散領域の研究